小樽色

こもれびさんにご指導頂いて購入したこのレンズ、何とも言えないしっとりとした描写!
美しい発色に驚いています。現代のレンズには無いしっとりとしたものを醸し出していると思います。
レトロな小樽にはピッタリなレンズかもしれません。
暫くこのレンズに嵌りそう!!!



★開放での描写でピント面はしっかりしています。周辺に行くほどボケ具合が大きくなりますが、それでも許容範囲ではないかと。
それよりも発色がとても美しい・・・・
 
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 F3,5

 
★ピントは時計の文字盤,しっかりとしたピント、その他のボケ具合もそれ程悪くないように思います。
結構難しいシチュエーションだと思いますが、オールドレンズにしては立派なものだと思います。

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 F5,6


★左右に逆樽(糸巻き)湾曲が盛大に出ています。
フルサイズなら最悪かもしれません。
これがこのレンズの癖球と言われる所以なんでしょうか?
私はこういう癖玉が大好きです。

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 F3,5

D80
Zoom-NIKKOR・C Auto 43mm~86mm F3,5 (Ai改)
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by okoa3 | 2007-04-20 18:09 | 風景 | Comments(9)
Commented by こもれび at 2007-04-20 18:50 x
私も今、旧43~86昨日試写しました。
フィルムをスキャンしていろいろと拡大してみてみました。
中心部が意外とシャープです。特に焦点距離60mm付近は
かなりシャープ、単焦点レンズと比較してもいい勝負です。
新聞紙を撮ったテストではフィルム面上中心から12mmの範囲は
かなり使えます。
中心から12mmを超えると像面湾曲が出てきて解像度が
落ちてきますが、中心から18mmの範囲内はそこそこです。
ひどいのは18mmを超えた四隅です。
明確に流れを生じますし、尾っぽを曳いた見事な非点収差と
コマ収差の組み合わせが出ました。
さらに四隅は蹴られているのではないかと思うほど
周辺光量が不足してきます。
この周辺光量の不足のため、四隅の流れが
目立たないという効果があります。
Commented by こもれび at 2007-04-20 18:51 x
長いので二つに分けました。
このように書くとひどいレンズのようですが(実際ひどいが)、
中心部が良いので目が自然に中心に向いてしまいます。
主要被写体が中心近くにあるときは周辺がひどいため中心が
目立ち独特な印象を受けます。
あと、軸上の色収差は補正されているようですが、
軸外の色収差の補正が不十分なようです。
この軸外色収差のため、解像度は出てもMTFが
高くないと想像できます。そのためどことなくフラットで
レトロな感じの描写になるようです。
あと、歪曲収差の補正は捨ててますね。

現代的なヌケの良い描写は無理ですが、
このレトロ感のある描写は使いこなせば面白いと思います。
さらにAPSサイズで使えば比較的描写の良いところを
使うので意外と使いごこちが良いのではないかと思います。

あと、私のレンズはカビつきですがホンの少しなので実写には
影響しない範囲でした。その分安くなったのでラッキー。
Commented by みのり at 2007-04-20 20:40 x
1枚目の花やローソクの色など、とってもレトロな色合いでいい感じですね。これからも活躍してくれそうですね。楽しみにしてます。

Commented by haru_ogawa2 at 2007-04-20 21:24
どれも色合いが良いですが、一枚目の花とパッの美しさは格別ですね。
Commented by okoa3 at 2007-04-21 15:34
こもれびさん、こんにちはです。
確かにおっしゃるように、かなり個性的なレンズですね!
これだけ癖のあるレンズをどうして作ったのかと不思議な感じもします。
すべての癖をいい方向に持って行ければ、楽しい、また個性的なものが出来るように思っています。
歪曲収差は補正出来ますが、敢えてしなくてもこれはこれで「味」と言うことで良いのではと思っています。
フルサイズ、もしくはAPS-Cで使ってみたいと思っていますが・・・
さてどうなりますか・・・楽しみにしています。
Commented by okoa3 at 2007-04-21 15:39
<<はるさん、こんにちはです。
古いレンズにはそれなりの「良さ」があるものですね!!
さらにとてもチープなのがうれしいです。
Commented by okoa3 at 2007-04-21 15:54
<<みのりさん、こんにちはです。
ソフトタッチな描写、とても気に入っています。
発色もですが、現代のレンズではこの味は出せないと思いますね。
扱いづらい、レンズである事は確かなようです。
さてこれからどうなりますか???
楽しみでもあります。
Commented by こもれび at 2007-04-21 16:53 x
このレンズは1960年代(ニコンFの頃)にニコレックス・ズームという
比較的安価なカメラ用のレンズでした。
今のズームは機械補正式といって、各レンズをカムで細かく
動かして収差補正をしますが、このレンズは光学補正式といって
機械的に細かくレンズを動かさないで収差補正をしています。
そのため、あまり細かい収差補正はできません。
また、コンピュータ設計以前のレンズなので、細かい計算は
あまりしないで設計者が実写テストで絵作りをしたのではないかと
思っています。収差はすごくありますが、絵にはなっています。
今はコンピュータが画一的に設計をしますので、このような
レンズが出ることは無いでしょう。
レンズ設計関係の本ではこのレンズは光学補正式の
傑作といわれています。また、この時代のキャノン35~70の
半値以下で販売されていたことを考えると、傑作レンズの
一つにいれても良いと思っています。
問題は撮影者がこのじゃじゃ馬を御して傑作が撮れるかどうかです。
Commented by okoa3 at 2007-04-21 18:47
<<こもれびさん、おばんです。
私も先ほどニコン千夜一夜を見ていたところです。
なるほどそう言う経緯があったのですね~、癖球癖球と言っては失礼に当たるかもしれませんね。
それよりも実に楽しい、レンズです。
予想をしない様な写りをしてびっくりしたりしています。
癖を上手く生かせば頼もしいレンズだと思います。
ちなみに私のは少し絞りに油染みがあり、多少ねっぱっていましたので先ほど掃除をしてすっかり快調になりました。
月曜日昼食に伺いますのでよろしくです。

追伸、前回の返信の中でAPS-Cと書きましたが、APS-Hの間違いですのでよろしくです。
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